習慣引力!
習慣化したくても出来ない・・・という人は、なぜ出来ないのでしょうか?
動物には生存本能が存在しますが、実はそれに関係していたんです。
人には、「新しい変化をよしとせず、いつも通りを維持しよう」とする力があります。
専門用語でいうと、「ホメオスタシス」と呼ばれるもので、環境変化などに対応するため、生理状態を一定に保ってくれます。
そのため、習慣化するために環境変化をしようとすると、体が拒絶反応を起こしてしまい、結果何も出来ずに終わってしまいます。
この状態を、古川武士さんの書籍では「習慣引力」と表現しています。
夜中に御飯を食べてしまうのも、生きていくために必要なことと脳が認識してしまっているためなんですね。
一度脳が認識し、習慣にしてしまっている行動を直すとなると、大変な力が必要となります。
いつもどおりは心地よく、変化は脅威に感じてしまう・・・
逆に、「変化は心地よく、いつもどおりは脅威に」なれば、とんでもないことですよね!
普段と少し違うこと(例えば旅行)をすると、新鮮でとても楽しい!新しい発見があった!という経験は誰しもあると思います。
この経験が、習慣化の原動力の入り口かもしれませんね。
行動力がある人は、例外なくこの力を持っています。
変化することを少しずつ楽しみながら、習慣化していく!
行動力を高めるため、習慣化するメリットはここにあると感じています。
次回は習慣の種類についてお話ししたいと思います。